新しい製品の開発。

研修中に聞いた話なんだけど、たぶんかなりのメーカーに当てはまる内容なんじゃないかな?


新しい商品の開発って既存の技術の延長上にあると、今までおいらは考えていたんです。大学時代の研究テーマもそんな感じだったし。でも研修で会社の偉い人から話を聞いて、その考え方が一変したんです。名づけて…


うかれの精神!!


…意味が分からないですね。
話を要約するとこうです。新しい製品を開発する時って、既存の製品に用いられている技術を覆す(?)ことから始まるってことらしいんです。例えば、2年位前にノーベル化学賞を受賞した田中耕一氏の場合、その測定の方法って専門的な知識を持った人ならおそらくやらなかった方法らしいんです。おいらには到底理解できない範疇の内容だったんですけど…*1。あとは、SONYウォークマンとか、最近だとなんだろうなぁ…。
閑話休題。とにかく、その分野におけるある程度の知識を持った人ならおそらく無理だと考えて挑戦しないことにあえて挑戦する、ある意味バカな人間こそが技術者として優れている、っていうっていう話だったんです。
そんな話を聞いてて、おいらはある友人の名前が浮かんできたんです。その友人は、ある程度のことならやり遂げてしまうまさに“浮かれ”と呼ぶにふさわしい人なんです。褒めてますよ。褒め言葉ですよ、ええ
そんな彼には、将来、是非ともすばらしい技術者となって欲しいなぁ〜、って陰から応援しています。




お前もがんばれよっていう話かもしれないです、はい。

*1:分析化学はおいらのテーマとは直接関係ありませんでしたから