初恋

さてさて、本題はこれから。
実は、昨日の川崎での初日舞台挨拶が行われる回のチケットが取れたんで(インターネットって便利だね♪)観に行きました、川崎まで
近くの映画館でも上映されてるんだけどね
後ろの方の席だったんで、表情とかはよく分かんなかったんだけど、共演者同士の仲が良さそげ。
んで、マイクのトラブルに巻き込まれた*1りとか、なぜかグダグダなあいさつとか、そんな感じでした(どんな感じだ?)


さて。映画のほうですが。
1968年に起きた『府中3億円強奪事件』の実行犯が女子高校生だと…という前提で描かれる中原みすず原作の小説の映画化なんだけど、なんかねぇ、これが真相のように感じた。
いや、もちろんフィクションなんだけど、それだけ説得力があったっていうか。
ストーリーはとっても切ない。
主人公・みすずは小さい頃から孤独なんだけど、とあるきっかけでジャズ喫茶『B』に通うようになって、そこで出会った東大生の岸に驚くべき相談がもちかけられる。それがあの『3億円事件』だった、というお話。
そんで、岸の言葉「おまえが必要なんだ」って言葉でみすずの気持ちが固まるんだけど、それは好きな人の役に立ちた一心だし。
でも、事件後は岸は消息不明になって、みすずの想いはむくわれない。
そして、みすずに初めてあった日の岸の日記が、ねぇ...。
『B』の仲間も30前後でみんな死んじゃってるし。。。
権力に歯向かうくらい若い人に活力があった時代なのかな。うらやましいような、でも今のほうがいいような。そこは複雑なんだけど。
あと、初恋(=初めての恋)が心の傷になってるってのも残酷だな。


その他雑感。
宮崎あおいはこういう影のある演技もいいなぁとは思うけど、彼女はやっぱり笑顔のほうが素敵だと思うんだよなぁ。でもやっぱり存在感がありますよね。やっぱり映画に愛されてる子だな。
それと、まったく個人的な理由なんだけど、途中でちょっと抜けたのが痛い。もう一回観にいこうかな。


個人的には初恋といえばこっちが真っ先に出てくるんだけどねぇ。。。関係ないけど。

*1:電池切れかな?時々声が途切れてた