フラガール

今日は急に思い立って、映画を観に行ってきました。
...明日は1000円で映画が観れる日だって?
だって、混むぢゃないですか。人混みはあんまり好きぢゃないんで。


セレクトした映画は『フラガール』。
表面的な印象で語るなら、『スウィングガールズ』+『花とアリス』かなぁ。話の流れとか、ダンスシーンとか。
ラストへの持っていき方とかは『スウィングガールズ』で、シーンそのものは『花とアリス』のダンスシーン。そんなイメージ。だって、両方ともダンスの中心は蒼井優だし。


でも、深いところでは全然違う。
フラガール』は実話が元になっているだけあって、そういう部分での内容は深い。
世の中の燃料が石油に流れていく中での、炭鉱に関わる人々の葛藤とかが描かれていたり、おいらの弱い親子愛・兄弟愛が描かれていたり。たくさんのシーンがとにかく説得力を持って描かれているんです。
そして、松雪泰子演じるフラダンスを教える先生。最初は自暴自棄?なんだけど、徐々に、真剣な、情熱的になっていくその姿もステキでした。松雪泰子が演じたからこその説得力だと思う。
そして、やっぱり蒼井優ですね。彼女は本当にいろいろな引き出しがあると思う。言葉じゃ上手く表現できないんだけど。でも、圧巻!でしたね。
それと前半の中心、徳永えりですね。でも、途中で去ることになったのは残念。


是非ともたくさんの人に観て欲しい、と思う映画です。
だからあえてあんまりストーリーに触れないでおこうかなぁ、なんて。